いろいろ日記

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ディスクサーガのこと

ディスクサーガを全作やったので感想備忘録

 

#初代シリーズ(作品ごとに主人公変わってた頃)

 

ディスクサーガ 背徳の竜

RPGとしてはかなりプリミティブな作り。

攻撃に強弱があるぐらいが個性かな。

とにかく序盤でサル相手にレベル上げするゲーム。

最初のレベルではお互いに攻撃が全然当たらない上にうっかりすると一戦闘で半死半生になるので最初のダンジョンの序盤でひたすらレベル上げです。

街に帰れば無料回復できるのとセーブポイントは街だけなんで詰みにはならないです。

逆に終盤は割と楽。

記憶はこんなもんでしょうか。

ここから第2シリーズまでがそんなに時間経ってないと考えるとその後の進歩は素晴らしい。

 

・ディスクサーガ 眠れる森のお宝

戦闘なし。

今だとRPGじゃなくて脱出ADV枠になると思います。

私にはパズル要素難しくて攻略見ちゃいました(バカ)

謎解きだけのゲームで答え見たからクリアしたといえないかもしんない。

ゲージのタイミングを見てボタンを押すシステムはこの作品で導入。

 

・ディスクサーガ 焼けよ剣!

ゲージシステムが戦闘に導入されました。

「眠れる森のお宝」を除くと一番(戦闘以外の)進行がやっかいな気がします。

壁の隠し通路を見つけなさいという展開がとにかく多い。

こっちが1人なのに相手は複数人出てくるんで意外とうっとうしいのとそうなるともうゲージが面倒くさくなって連打で戦闘させてくれとなる面も。

 

ディスクサーガ 番外編 THE TOWER OF MUDA

相変わらずレベル上げゲーではありますが初代シリーズでは一番快適に遊べます。

ゲージシステムと相手が複数人なのが相性悪いと判断したのかタイマン戦闘になりました。

クリアのために風俗に通い詰める必要があるのは面白い。

本来数百年空いてるはずの作品のキャラ同士が同時に出てきますんでストーリーは矛盾どころじゃないのですが番外編ですから。

 

#第2シリーズ(主人公パーティー共通(ゼン・リート・ディー・ペトゥム))

 

・ディスクサーガ

サイドビュー戦闘のオーソドックスなシステムに。

前シリーズからそこまで間が空いてないのにシステムが一気に進化した感があります。

うっかりダンジョンの奥に深入り→ペトゥムのMPが尽きて詰みかけの憂き目に。

なんとかなりましたけど。

ボリュームは後の2作と比べるとびっくりするぐらい小さいです。

テーブルトークRPGの最初の1セッション、長編RPGの最初の1ダンジョンぐらいの内容。

(ダンジョン入ってボス倒して終わり、ぐらいの感じ)

 

・ディスクサーガ 渚のバカ大将

一気にボリュームアップした感じです。

ダンジョンも複数あるし。

ちなみに『悪役にだまされた主人公たちが悪役の目的を達成してやったせいでまずいことに…』系の話です。

「これ主人公たちが悪役に騙されなければなにも起こらなかったんじゃね?」とか言ってはいけないです。

でもそのせいでこのシリーズには珍しく「悪役ではない死人」が出てるのよね…。

軽いノリのギャグゲーという前提があるんでちょっと気になるところではあります。

これとその次の「夢の中へランデブー」はラスボス戦の音楽がむちゃくちゃかっこいい。

 

・ディスクサーガ 湯煙に消えた美女たち 夢の中へランデブー

最初のダンジョンが一番難しい。

2つの謎解き・無限回復ポイントなし・一回入ると戻れない。

敵も3つめのダンジョンぐらいまではほぼ同じ敵(=主人公たちとの相対的に最初のダンジョンが一番敵が強い)なのでだんだん楽になっていくという。

2つ目以降はダンジョンも謎解きらしい謎解きは全くなくなりますし、最初さえ超えれば割と流れで行けます。

ニーゲルの屋敷とラストダンジョンの雑魚は強めなんで極力無視しましたが。

全般に「小型雑魚が群れで出てくる」と恐ろしく怖いです。

こっちが4人なのに12体の雑魚に殴られまくるよ!

攻撃が集中して死人が出ないのと弱点属性の魔法で一掃できるのを祈るのみ。

でも魔法が効かない確率がかなり高くて意外と一掃できません…。

逆にボスはとてつもなく弱いんで戦闘避けながら進んだ方がいいですかね。

シンボルエンカウントかつ絶対避けられないケースも多いんで限界あるけど)

雑魚相手に割と苦戦する状況でもボスには圧勝できます。

前2作は割とレベル上げと装備購入必要でしたが今回は逆気味。

なお書籍版DS1号に再収録されてそのバージョンは発売直前の「魔導物語ARS」と「幻世喜譚」の宣伝ということでシナリオが『主人公たちはゲームの行商人』『敵は海賊版を売りつける奴ら』みたいに書き換えられてました。

性質上こっちは復刻されてないから当時の記憶なんで細かいところはあいまいです。

 ちなみに発売延期で本当に発売直前にはなりませんでした…。

 

以上。

ギャグゲーなのにシナリオへの評価がないじゃねえか!って言われそうですが、全般に「すごい笑える」というよりは「すごく軽いノリ」って印象ですかねーこのシリーズは。

 

全般にゲームバランスが(3扱いの)幻世シリーズの楽さに慣れてると割とびっくりします。

初代シリーズ→第2シリーズ→幻世と進化の流れを考えると進化の道のりが見えて面白いかもしんないです。

通常攻撃しかないマゾレトロPCゲーから幻世以降の「とにかく楽!」に。

RPGの歴史を追体験だ。

おおげさですね。